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ゼンマイ学習 [あそび]

さてさて、徳島ですが。
今回この時期に行ったのには目的があるのです。

実は友達のおばあちゃん家、ゼンマイを出荷しているんですね。
裏の山がゼンマイ畑らしく、最盛期になると
足の踏み場もないぐらいゼンマイだらけ。

山菜は大抵採って食べるのですが、ゼンマイはちょっと遠慮してました。
だってね、手間がかかるんですよ!(話に聞いただけですが。)

収穫して、毛をむしって、ゆでて、
干して、もんで、干して、もんで、干して!みたいな感じ。

でも、去年おばあちゃんにもらったゼンマイが美味しくて美味しくて。
今年こそは自分でもやってみよかと、習いに来たのです。

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いざ、裏の山へ行ってみると、なかなか勾配。

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でも、景色は最高。

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ゼンマイにも色々種類があるようで、
白い毛や黄色に黒。太さが違うんですね。
味も変わるかな?

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そして一時間。コンテナ2箱分の収穫です。

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その後は、大きな鍋で湯がきます。

ポイントは80℃。
80℃になったらゼンマイを入れて、また80℃になったら取り出す。

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しかーし、それだけではダメです。
「色だ、色が大事なんだよ。黄金色になるんだよ。」
と教えてくれたおじいちゃん。

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その色をバッチリと確認してきました。
やっぱり経験が大事だなー。本には書いてなかったもん。

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ゆであがったゼンマイはすぐさま日干し。
この黄金色が、一時間もすればピンク色に。

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不思議だ!不思議すぎる。
ゼンマイの中に含まれているタンニンが反応するんだって。

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そして一日干したら、集めて揉む。
これ、繊維を柔らかくするためだと思っていたら、
揉むと中から水分が出て乾燥しやすくなるからだそう。

やっぱり色々技があるんだなぁ。

そして、乾燥したとしても、それで完了ではありません。
水に戻しても、硬くて食べられない部分を
カットしたりしなくちゃいけないらしく。
見せてもらっているだけで肩が凝りそう。

うーん、そりゃーゼンマイ高いはずだ。
こんなに手間がかかっているなんて。

いや~勉強になりました。
これで自分でもやって出来そうです。

今年こそは!

see you soon.

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コメント 2

スケアクロウ

懐かしいーです!ゼンマイ!
そーなんですよね、採ってきたあとが手間かかるんですよね。
母が好きでやってました。
私は綿取りちょっと手伝って、で、すぐ飽きちゃって(笑)

昔はゼンマイの綿を毛バリの胴の部分に使ったと、後に、釣りを始めて知ったときは「なるほどー」っと思ったものです。
by スケアクロウ (2013-04-21 20:08) 

bunyip

>スケアクロウさん
え!ゼンマイの綿を毛バリに使っていたんですか!?
全然知りませんでした。
でも、しかし、なるほど、ですね。

GWが寒すぎて、山菜がなかなか顔を見せてくれません。
早くゼンマイ収穫したいです!!
by bunyip (2013-05-09 22:33) 

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