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わかさぎ孵化器 [テキトー論]

この前芦ノ湖に行ってきました。
わかさぎの人工孵化の事を勉強するためです。

わかさぎの人工孵化においては最先端の技術を持つ芦ノ湖漁協。

いや~、勉強になりました。
もちろん、頭では順番も分かっていたし、いろいろ話も聞いていたから、
知っていたつもりでしたが!

百聞は一見にしかず!

大まかな流れはこうです。

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①わかさぎ(親魚)を捕獲

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②死魚、ごみ、雑魚を選別

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③一晩置いておく(そーすると卵を勝手に産み落とす訳です。)

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④産んだ卵(受精卵)を集める

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⑤人工孵化器に入れる為の処理をする
(受精卵は石とかにくっつくため、粘着性があるので、それをくっつかないように処理します。
もし、処理をしないと、孵化器に入れた時に卵同士がくっついて、死卵になるからです。)

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⑥人工孵化器で成長させる
(筒状の孵化器で下から常に水を流入させ上から排出。
筒の中でぐるぐる卵を回し酸欠にならないようにしています。)

とこれを繰り返すのです。
昔は、②のところでオスとメスを分けて、
メスのお腹を押して卵を絞って人工授精をして
受精した卵を繊維にくっつけるとゆー作業をしていた訳ですが。

これでは、絞ったわかさぎはもちろん死んでしまいます。
しかも、The重労働。
な上に、未成熟な卵まで絞り出すので、受精率は低め。

ところが、今の方法をとれば、産みたいやつが産むので受精率は高く、
しかも、わかさぎが死なない!

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大きいものを除いて、わかさぎを湖に戻します。(資源が減らない!)

もちろん、この作業が楽なわけではありません。
わかさぎを捕ってくるのは重いし!
水は冷たいし!

でも、昔よりは格段に楽になっているうえに、孵化率が高い。
うちの近くの漁協もやってくれないかなぁ。
おっと。

あ、そうそう、ふ化したわかさぎは、自分で湖へ泳ぎだします。

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孵化器の上の排出口から脱出。

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樋を伝ってホースへ、そして湖へ。


と言うことで、また一段とわかさぎに詳しくなりました。
日々勉強だ。

see you soon.

今年は行くぞ!! [テキトー論]

震災から3年。
あっちゅーまに過ぎました。

この前テレビに、震災の事を語る「かたりべ」の女子高生が。
進まない復興にいらだちを感じたと。

大人たちは何をしているんだって。
大人なんだからもっと出来るでしょ!?

私たちより知識も経験もあるんだからって。

でも、そのうち大人に頼りっぱなしだったなぁーって
頼ってばっかりで何もしてなかったと思って、
自分に出来ることを考えて、かたりべになったと言っていた。

時間かかるだろうな。神戸も時間かかったし。
今だって神戸は問題抱えてるっていうもんね。

強くなるしかないんだろうなぁ。
なんて思った昨日。

豚貯金箱.JPG

この豚さん貯金箱を開けると。
「11116円」
もちろん、募金はしません。

石巻に旅行して、美味しい秋刀魚を買おうかな~。
なんて思っています。

今から、楽しみですね。

see you soon.

あけまして [テキトー論]

みなさま。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

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こんなに挨拶が遅くなって恥ずかしいかぎりなのですが。
実は理由がありまして…

ノロウィルスに感染しちゃったんですねぇ。
いやはや、なかなか大変でした。

なんたって、1/1に発症でしたから。
いや〜こんな事もあるんですね〜。びっくりです。

と、ゆーことで。今年の目標は健康第一にしたいと思います!

see you soon.

中秋の名月 [テキトー論]

いつもなら、まっさきに団子なんですが。

今回はなんと、月に集中。

ま、予想外の場所で見る事になっちゃったからなんですがー。
それが功を奏してこんなに綺麗な風景が目の前に!

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友達とエメラルドグリーンの湖を見に行こうと湯釜へハイキングに。
いざ目の前に広がる湯釜は、白くて全く緑の気配なし。

でも、せっかく来たからコーヒーでも飲もうと、
お気に入りの道具を引っぱり出して一服。

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周りを眺めると、やけにカメラを持った方々が…
もしや、月?
と思って聞いてみるとやはり月。
湯釜と満月を撮ろうってゆー作戦だったようで。

何時ごろに月昇るんですかねぇ〜って軽い気持ちで聞いたら
あと20分だよ!って、これは見るしかありません。

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夕焼けを眺めて、月を眺めて。
まさかこんな綺麗な景色が見られるなんて、幸せ者でした。

でも、この時期は夕方になると急激に気温が…
半袖の私、激寒。鼻水をすすりながらの絶景でしたー。


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次の日。
やっぱりススキと月の組み合わせでお団子を食べたのは内緒です。

ナンシー最終脱皮 [テキトー論]

ナンシーがナンシーになる前に。
蛹になるとゆーシーンがあったのを忘れていました!

そう、前蛹から完璧に蛹になるために、
最後の脱皮をするのです!

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このイモムシの形から徐々に色が変化。緑色が白っぽい色に。

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そしたら段々皮が浮いてきてー。

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いきなり背中がパカッと割れた!

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と思ったら、動く動く。

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人間が服を脱ぐように体をくねらせて。

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最後に縮んだ皮をポイッと投げれば脱皮完了。

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脱皮したては何と黄緑色。
柔らかそ~な色合いです。

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それが、一晩経つと見慣れた蛹に。
これで外敵から身を守れそうですねー。

そして、この蛹の中はいったいどうなっているのかとゆーと。
なんと、液体。だそうです。

一度液体にしてから、また神経とかを作り出すそうで・・・。
なんと不思議な、難しいことを・・・。
すごいですね。不思議すぎてチンプンカンプンです。

でも、綺麗なアゲハになるのです。
すごいな、イモムシ。

see you soon.

美しきナンシー [テキトー論]

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ついに、ナンシー蝶々バージョンを撮ることが出来ました。
いや~、去年は観られなかったから嬉しいの一言!

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でも。でも。
残念ながら羽化のシーンは観ることが出来ませんでした。
ナンシー!なにも仕事中に羽化しなくても・・・。

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それでも、美しく成長したナンシーには見とれるばかり。

いや~、本当に美しかった。

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とにかく色が鮮やかで。
でも、飛ぶのは少し苦手。

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お腹の中に水分が入っているようで、体が重いんですね。
ヒラヒラと飛んでいるものよりも、ずんぐりむっくりしています。

枝に捕まって水分を出したら、スーッと飛び出していきました。

こんなに綺麗ならずっと観ていられるなぁ~。
今度は是非とも羽化のシーンが観られると良いなぁ~。

see you soon.

ナンシー変身 [テキトー論]

ナンシーがついに蛹に!!

と言っても、まだ蛹ではありません。
蛹になる前の「前蛹(ぜんよう)」段階。

そんな前蛹になる直前のナンシーを観察できました。

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何で下を向いているのかな~
なんて思っていたら、お尻をくっつけるために作業をしていた様子。

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時間が経ってみたら、ちゃんと頭が上を向いていました。

お尻がちゃんと固定できたら、今度は上半身を固定させる作業。

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体をグニャッと曲げて、口と手を動かしています。
右から左へぐるりと大きく。

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同じ動きを何回も繰り返すと、うっすらと糸が!
いや~、頑張ってますナンシー。

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そして強靱な糸になったら、
頭を糸にくぐらせて、ヨイショっと、体を入れ込みます。

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これで、上半身も安心して身を任せられますね-。
そしたら、もう、蛹化にまっしぐら。

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翌日には足を話して前蛹に。

もう一回、脱皮をすれば完璧な蛹ですね~。
あー、楽しみ楽しみ。

see you soon.

セミ羽化再び! [テキトー論]

今日は久しぶりにセミの羽化を観ました。

そりゃもーバタバタしちゃいましたね。
だって、スクールが始まりそうと準備をしていたら、
見慣れない動きをするモノが。

ん?
セミの幼虫?

うわ~でも教室が~と、とりあえず入れ物に。
その後教室が終わって、さーて、片付けを。

なんて思ってセミを見たら。
うわっ、背中が割れてる!!
なんで!夜ちゃうの!?

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と大慌てで、木材につかませる。
しか~し、片手しか動かず、かすかに爪先が引っかかっている程度。
これは不安だ!不安すぎる!!状態で羽化開始。

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まずは頭を出して、腕を出す。
羽化している最中に、ビクビクッビクビクッと小刻みに体を震わせ、
どんどん出始めます。

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色は全体的に蛍光の黄緑。
かなり奇抜な色で、羽の付け根はオレンジ。
これまた派手。
いつも見るセミからは全く想像の出来ないカラーリング。

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お尻だけを残して、上半身を出したらしばし休憩。
体を乾かしつつ、腕を動かす準備中。

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それにしても、反り返りすぎでは!?
と思うほどそり返していて、この間はお尻しか引っかかっていない!

そしてチョット動き出したな~と思ったときに事件が!
震動に耐えきれず、ひっかっけていた足が外れ落下!!

慌てて、体には触れないように拾い上げ、
今度は爪の部分を指で押さえる。

どうだろう・・・。
落下の影響は・・・祈るように見つめていると。
数分後またもや動き出す。
何とか乗り切ったようで。

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そして足が動き出せば、そり返した体を持ち上げて、
蛹にくっつきます。そして、お尻をスポッと引っこ抜くのです。

そしたら、今度は羽を広げます。
しっかり捕まって、ヨイショって感じで体を動かします。

すると徐々に伸びていく羽。
これ、どうやって蛹に収納していたのか。不思議です。

そしてまた事件が!
またしても蛹ごと落下。

今度は私のミスです。
少し気を抜いた瞬間、ぽろっと。
ごめん!ごめんよ!

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そして、今度は蛹を持って、セミだけ木材に。
自力でしっかりと捕まってくれました。

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その後は羽が伸びるのを待つばかり。
落下の影響が無いことを祈りながら。

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何とか無事に羽を伸ばしてくれました。
いや~、良かった。

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しかし綺麗ですね。
この羽の色。
何回見ても綺麗です。

次回見つけたら、安定した羽化をさせてあげたいですね。
今回で、どんな状態になったら羽化が始まるのかが分かった気がします。

とにかく無事で良かった。
夕暮れの半袖観察は寒すぎましたけどね!!

see you soon.

17ナンシー [テキトー論]

去年さんざんナンシーナンシーと言ってたのに、
今年は・・・。

実はですねー。
越冬したナンシーの羽化をこの目で!カメラで!
バッチリと収めようと思っていたんですよ!
と・こ・ろ・が!ですよ。

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気が付いたら蛹がこんな事に!

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あれっ、羽化しちゃったね。
換気してた窓から飛び出しちゃったね。。。

と言うことで!
またもや、一から観察し直しです!

そしてですねー。
ちゃんと今年もナンシーが居るんですね~。

しかもその数、17ナンシー。
じゅうなななんしー。なんて言いにくいんでしょうか。

その17ナンシー現在20日目、そんな成長記録をどうぞ。

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黄色い無数の卵が!

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少し色が濃くなって、縞模様が入ります。

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さらに少し縞模様が濃くなって、

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それが数日続いたら、今度は黒色に。

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そして14日目ついにふ化!体長3mm
あまり黒くありませんね。

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数日経つと黒くなって。

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更に数日20日目、体の真ん中に白っぽい模様が。
体長は10mmになりました。

いや~可愛いですね~。
ついつい毎日見てしまう。

緑になるのは何日目なんでしょうかね・・・。

see you soon.

オバボタル [テキトー論]

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なんだこいつは!?
ホタル??
でも、ちょっと違うよな。

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いや、でも、ホタルなような。
でも、ヘイケボタルじゃないし、ゲンジはここに居ないし。

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体は平べったく、全体的につや消しブラックで
頭部の赤色と長い触覚が特徴的。

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腹部を見ると、小さいけど、発光器のようなモノが。
やっぱり、ホタルか。。。

調べてみると、似ているホタルが二種類。
「オバボタル」と「オオオバボタル」

姿形はほとんど変わらず、赤色の部分の大きさと、
体長が違うらしい。

これの体長は11mm。
この特徴にあてはまるのは『オバボタル』。

しかし低山で多くみられるらしい。
オオオバボタルは高山。1200mなのに、オバボタルなのだろうか?

しか~し、オオオバボタルの体長は13mm以上。
よし、「オバボタル」ってことにしよう。

そして、このオバボタル。
元気に発光すると思いきや、羽化した時が一番強い光を放つらしく。
それ以外はほとんど光らないと。

なにー、蛍なのにほとんど光らないとか。
これは発光で求愛するんではなくて、
特徴的な長い触角から出るフェロモンを使うらしい。
じぇじぇじぇ。色んな種類がいるもんだ。

しかも、オバボタル。
水辺ではなく、陸生なのです。だから、幼虫も陸。
腐葉土の下とかに居てミミズを食べているらしい。

なるほど!
森の中で見ていた光は君たちだったのか。

と、言うことは、キャンプ場には何種類か居るのかな?
ヘイケボタルが生息しているのは知っているけど。

ちょっと興味が沸いてきましたね~。
ホタルについて調べてみようかな。

see you soon.

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